2008年12月01日

お嫁に行けますように,,,

死にそうになりながらもついに完成=□●_〜†

rolitadoll.jpg


二束のわらじで納期キッチリ仕事すごくキツイですわ、、、ちびちび他のオプション作らんといけないんだけど、まぁとりあえずOK。修羅場第2弾は95%くらい終了したのでほっと一息、、、つきたいけどそうもいかないんだょなぁ^^;


直前にもお知らせしますが、

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●コンテンポラリーアートフェア〜シブヤスタイル〜
●12月9日(火)〜21日(日)
●10時〜20時
●渋谷西武B館8F 美術画廊
________________________

こちらで2体程 展示させて頂きます。

コンテンポラリーアートで人形???正直自分でも意味がわからないんですが、それっぽい演出してみましたが、、、果たして!?
posted by xii。 at 22:29| Comment(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月08日

取材いってきた

某お仕事の取材で伝統的な人形を制作している工房まで取材に行ってまいりましたょ。なんとなくの雰囲気が伝わる程度の簡単レポートしておきますね。

1件目
加藤鞆美さん (甲冑師)
ホームページは見当たりませんので作品が見ることの出来る楽天のページです。

加藤鞆美さんの工房では節句の際、飾られる甲冑を制作している工房です。全ての工程が手作り。等身大の甲冑にいたっては制作工程が2万以上にわたるとか、、、どんな素人が見ても気の遠くなりそうな作業をコツコツと積み重ね制作する姿が印象的でした。

kattyu01.jpg

”まとめ”という制作したパーツを組み合わせている作業中の写真。みるみるパーツが組み合わさってカタチになるところは爽快です。

最近はこの技術をつかった携帯ストラップや鞄なども考案しているようですょ!残念ながら通販とかはなさそうですが、伝統工芸品展等に行くとひょっとしたらお目にかかることが出来るかも!?

持ち合わせがなくて購入出来ませんでしたが、これはいいものです。

kattyu02.jpg


____________________


2件目
●高野治和さん(雛師)

光陽

雛人形制作の光陽さんの工房では数人による分担作業で雛人形制作をしておりました。私の見たところ、やはり一番難しそうな作業は最後のポーズを決めて仕上げる作業。1mm程度はありそうな針金の入った体のパーツを鮮やかに折り曲げ、カタチづくるのは熟練の技を感じました。

hina01.jpg


顔はともかく、体の制作に関しては3年くらいちゃんと仕事をすれば一通りマスター出来るとか!?うーん。

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3件目
望月瑞峰さん (頭師/人形師)
なかなかわかりやすく紹介しているページが、、、見つからないorz

ラスト3件目は顔師の望月瑞峰さんのアトリエ。顔師って聞きなれない名前ですが、雛人形などの顔を専門に扱っている職業。もちろんその技術があれば体も当然作ることが出来ますので、市松人形なども平行して制作する人形師でもあります。

望月さんの何がスゴイかって、それは木彫のベースの顔を型なしで制作しているところ。尋常ではありません、、、塗装は伝統的な日本の塗料「胡粉」。透明度のある独特な白い肌の美しさはサーフェイサーや絵の具には到底勝てる代物ではありませんょ。

kaoshi.jpg


作業風景が若干グロぃのはご愛嬌^^;

「これが最後の大作かなぁ」と見せてくれた作品は市松ではあるのですが、現代風のお顔で一緒に取材に付き合ってくれたそれほど人形に興味のなかったスタッフも、ひと目見て、「これは、、、」と二の句を踏めないほどの完成度。

ちゃんとしたカメラマンが同行していましたので写真はそちらのデータをもらったら追加でご覧に入れたいと思います。

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取材にご協力頂き、どうもありがとうございました!!
posted by xii。 at 12:12| Comment(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月26日

犯行直後

cdepo200701.jpg


先日開催されたC-Depot2007ですが、最終的には6800人以上もの人が訪れる大成功の展示会となりました。足を運んで下さった方々、本当にありがとうございました。

私の人形はというと正直、アート???といった具合の見せ方で、研究の余地がありすぎてしまったように感じています。そんな中、他の出品者と遊びでコラボレーションしてみたのが、写真のものです。

cdepo200702.jpg


同じ人形でもステージ(展示方法)が変わると見え方も変わる。そんなことを実感しました。


命のない人形という器(せいいっぱい魂込めて作ってますが)



死の概念を入れることで

逆に生を感じさせる。

これってすごく面白い。悪趣味と嫌悪する人もいるでしょう。ですが、こんな時代だからこその作品とメッセージを伝えられるのではないかと思いました。日々精進。
posted by xii。 at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月06日

とりあえずここまでこぎつけた。

◆植毛終了

植毛後はとにもかくにも「かみちゅ」の”ゆりえ”ちゃん(力使った後)状態でおっかないので細かいカットは後回しに、ざっくりカット。

beta01.jpg


若干長めくらいに切ってあります。美容院などでカットしてもらうのも手なんですが、経験上、かなり怪しい目で見られます。もしそういったことを考えている方は気合を入れて特攻してみてください(笑)

beta02.jpg


後、やることといったら髪の毛のセッティング(カット含む)、まつげの貼りつけ。洋服制作、、、そう!洋服が最後の難関なんですょね、、、予想より若干大きくなっちゃったからMSDの服は着ることが出来ないし、かと言ってSDの服はでかい、、、頭を悩ませてマス。どうしたもんだかなぁ〜

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10日間、自宅空けて研究旅行のお供に行ってきます。最近なかなか更新できない日々が続いていましたが、この旅行中もちとキツイかもしれんなぁと。orz
posted by xii。 at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月28日

仮組み

dollkumi02.jpg


目玉も入れて、仮組み。そろそろラストスパートです。毎回困る、服のことは考慮に入っていないのが難点。
posted by xii。 at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月23日

チャイナペイントラストスパート

現在、顔のお化粧を焼き焼き。明日の夕方にはおそらく焼き上がります。とはいえ、各パーツに皮張りしたり植毛したりと考えるとまだまだ作業工程はありますけどね、、、

とりあえず体は一通り焼きあがったので写真、載せてみます。夜、電気の下で撮影しているので若干色味は違って見えています。

左 未着色
右 塗装4度目 完成

chainapaint001.jpg


chainapaint002.jpg


ビスクドールの特徴でもあるチャイナペイント。何度も焼いたりするのは時間もかかりますし、大変な作業ではあるのですが、重ねれば重ねるほど深みを増した表情を作ることが出来ます。

深みが増す理由について軽く説明しておくと、このチャイナペイント。ガラスの絵の具です。ガラスの層が重なることによってチャイナペイントの層にあたる光が乱反射し、厚みを持った皮膚感を作り出す仕組みです。

テンペラ絵画でいうところの透層と似ているかな?って言ってもわかりにくいか、、、西洋の教会にありそうなリアルな絵画をイメージしてもらえればと思います。

そんなこんなな理由ですので薄く時間の許す限り、自分の理想の肌を追求しましょう!
posted by xii。 at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月15日

チャイナペイントゲットだぜ!

chainapaint.jpg


前回更新で紹介していたお店でゲット!今まで赤系のみでペイントしていましたが、今回は黄色味もあわせて奥行きのある肌色に挑戦したいと思います。なんとなく血管も描くつもりで緑系の色も買ってみたが果たして!?

今後の作業としては、塗っては焼いての繰り返しがメインのお仕事になります。
posted by xii。 at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月14日

人形材料の買出し

まんまの内容ですが、人形材料買出しに行きます。

行くお店はここ!ビスクの材料は大抵こちらでお買い物出来ます。普段、重いものは通販でお願いしちゃうのですが、チャイナペイント等、サンプルを見たいときは面倒だけど足運んだ方が確実。

ちびっと旅になりますが、仕方ない。頑張ろう。

みくにドール

ちなみに髪の毛はこちらの通販で購入してます。

お人形全館

人毛は植毛してから伸びるしいい感じ?(えー
posted by xii。 at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月07日

手の型

GWは終始、人形制作の方にあててしまったのでPCに向かう時間がほとんど取れなかった、、、集中して出来る期間があることはいいことです。

今日まで休みだったのですが、なんとかここまで作業が進んでよかった、、、^^;

doll_hand.jpg

手の型です。

複雑な手の形だと、ものすごい分割数で割らなければいけなかったりもするのですが、今回はシンプルな構造です。本来なら型をはずした段階で完璧な状態が理想だとは思いますが、手の場合そうもいってられない現状があります。

今回も一見 シンプルに見えますが、逆テーパーになりそうな分割線には油土を詰めて型をとってしまっています。つまり、スリップを流し込んだ段階では完璧な手の形をしていない。

素焼きさえしてしまえば、ある程度、削って造形できますのでそちらに全てを賭けていると言い換えてもいいかもしれません^^;


ただ、中には4本指をくっつけて造形し、スリップを流し込んだ後、柔らかいうちにカッターで指の間をわけ、角度を付け直し、素焼きで作りこみという荒業を実行している方もいますので、難しく考えず、やりやすいやり方でやるのが精神安定上よろしいかと思います(笑)
posted by xii。 at 23:46| Comment(3) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月30日

せっせと

人形制作中。

前回本焼きしたものと粘土の厚みが違ったりで結局もう一度アタックしているのですが、、、

hibi.jpg


ぎゃ〜っ><

ちと ピンぼけしちゃってますが、まんまと割れてますorz 本焼き第二弾を既に実行中ですが、顔だけはどうもやりなおさなきゃならないようです、、、


<おまけ>
全然関係ないけど、今日の夕飯を狙う飼い猫の図

jiiiiiii.jpg


(仝_仝)じぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ



posted by xii。 at 23:48| Comment(2) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

サイズ比較

予測通り、仕事から帰ってきたら程よい具合に焼きあがってました。すばらしい。

長いパーツ(体とか、もものパーツとか)は1200℃の高温で焼く際、とても歪みやすく(熱で溶けるため)、さじ加減が難しいのですが、幸いにも上手くいったようです。

っていうかこれで失敗してたらほとんどやり直しな罠^^;

下の写真を見てもらえば一目瞭然ですが、素焼き(左)、と比較して本焼き(右)はぐぐぐぐっと小さく密度が上がっているのが見て取れると思います。

honyakihikaku.jpg


まぁ 後はこの繰り返しでパーツを揃え、、、という作業を手の原型と共に作業をしていくと。塗装のチャイナペイントについてはパーツが揃ってから。です。がんばれわたし。
posted by xii。 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月15日

グリーンウェア完成

未だに手の原型はまだだったりする、、、大まかなサイズだけでも知りたいのでここまで作業しちゃっています。

green01.jpg


●グリーンウェア
耳慣れない単語だと思います。グリーンウェアとはスリップ(ビスク用粘土)を流してそのまま水分を飛ばした状態のことを言います。今回に関して言えば、正確には完成ではありません。乾燥してないですし、、、ね。

このグリーンウェア、乾燥した状態の硬さはラムネ程度。日本のお菓子で言うなららくがん?そのくらい。とにかく脆いです。この状態でストッキングなどを使って磨く方もいらっしゃいますが、私の場合は素焼きし、いったん水に溶けない簡易陶器状態にしてから磨いています。

【作業】
上記の写真は完全なグリーンウェアではない(乾燥していない)のでしっかり乾燥させなければなりません※乾燥させないでいきなり素焼きしようと思うと水分が蒸発する際、割れてしまいます

本来なら自然乾燥が1番いいのでしょうが、ここで必殺技!

窯の設定で乾燥させてしまいます。確実に焼けるという点ではコーンタイプの窯がベストなのですが、私の利用している窯はマイコン制御。乾燥機として活用することが出来るのです。併せて素焼きの設定もしてあるので生乾きの状態でもスイッチポンで素焼き終了まで待つだけです。

【参考】
●70℃にて14時間(量などにより加減します 本当はもっと少ない時間でも大丈夫な気はしてます。)
●780℃にて5時間(素焼きの設定)
●90℃以下まで冷めるまで待つ!


そんなわけで約1日半 ブレーカーが落ちないよう電気量に気をつかって(笑)生活します^^; 失敗しませんょぅに、、、
posted by xii。 at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

かれこれ15kg

kata01.jpg


写真をずーっと撮り忘れ続け、いつの間にやらここまで進んでいます。

原型はまだ手先だけまったく手をつけていない状態なのですが、まとまった時間が取れなくなるだろう4月からのことも考えて、一気にやってしまっておきたい作業を最優先で進めてました。



足先の型をとる石膏が足りなくなった、、、

15kgくらい石膏のストックしてあったんだけどなぁ〜 明日は気が乗らないけど購入するためひとっ走りドライブしなくては です。

●使用石膏
ビスクの型に使用するのでしたら、どこの焼石膏でもかまわないと思いますが、出来るだけ”特級”にしましょう^^ 後でヤスリかけするとはいえ、ビスクの”肝”の部分ですからね。精度には差が出ますょ。


ちなみにビスクの場合、使用する土の関係上、フィギュアのようなシリコン型は使いません。まぁ、石膏の方が特級石膏を使ってもシリコンよりははるかに安く、コストパフォーマンスはいいのですが、シリコンのような※無理抜きが出来ないため、分割数が、、、

体や手足はノウハウで心を無にして作業することもできるのですが、問題は手先。つくる手先の表情にもよりますが、苦戦するんだろうなぁ、、、


※無理抜き
シリコンの場合ぶにっと曲げることが出来るので多少の凹面なら”無理に抜く”ことは可能
posted by xii。 at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月28日

あともうちょい

DM007_01.jpg


なんとなく全体的に形になってきたのでパテ盛ってサーフェイサーって作業を2回くらいしてみた図です。結局最後はデッサン力がものを言うのですが、真っ白な粘土の状態だと形体が掴みにくいのも事実。わけわからなくなったら一度サフ吹くのもいい方法だと思います。

んー ひざっ子増とももの形体が、、、写真に撮るのもダメなところ探しに有効です。
posted by xii。 at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月16日

体 下地作り

写真撮り忘れていたので撮ってきました。

◆正面から
DM006_01.jpg


◆背面から
DM006_02.jpg


以前アップしたときのムキムキ具合から見るとかなぁぁぁり女の子らしい表情になっているかと思います(笑)ひじの位置はちょうど線の下あたりにしておくのがいいかな?

◆下地つくり
ヤスリかけをしつつも案外埋まらないちっちゃな傷。これを埋めてあげる作業。人形師としては?気合でプルミエで埋めて胡粉をかけて、、、というのが”らしい”のかもしれませんが、ここはフィギュア原型のようなやり方をしています。まぁ これも実際のとこ どうなのかわかりませんが、、、

DM006_03.jpg


【材料】タミヤパテ
紙パレットかなんかに、むにむにっと出して擦り付けていきます。綿棒とかで擦り付けていくのが(健康的にも)いいとは思いますが、埒上がりません。というわけで指でがっさりこすり付けています。細かいところは綿棒、爪楊枝などで埋めてください。

ざらざらした表情になりますが、必死でヤスリかけしてください。

DM006_04.jpg


顔をヤスリかけ中の画像。まだまだ凹凸が見えます…orz

ある程度つるつるになったらサーフェイサーをかけて、凹凸埋めて、、、を永遠に繰り返していけば原型は仕上がっていきます。こればっかりはもう気合しかありませんが、ビスクではなく、レジンなどの樹脂系で複製をつくる場合はこの細かい傷が致命的になるのでがんばりましょう。


◆おまけ
DM006_05.jpg


前回よりさらに大人な雰囲気になったかな?
posted by xii。 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月14日

地道にヤスリかけ

ここのところずーっとヤスリかけ。アトリエにカメラ持っていくのを忘れて写真撮れてないし、、、orz

一応、顔は前回よりさらに大人顔に(目を小さくして鼻の長さを伸ばす、輪郭を気持ちシャープ)体は微調整を残して完成。手はひじの位置がのこぎりでぶった切ろうとしたら都合悪かったので修正中。足はほっとんど進んでいない、、、そんな感じ。

前回のムキムキボディと比較するとかなり女の子らしい表情になってきたので近日中にアップしたいと思います。


そうそう以前、体の資料でそれこそ大人はモデルさんの写真等があるけど子供とかってないんじゃない?って聞かれたことがあるのですが、基本的に筋肉の付き方は一緒ですし、あまり問題にすることはありません。が、

Googleのフィルタリングを解除して画像を探すこともあります(ぉ

結構 日本のGoogleの画像検索にフィルタがデフォでかかっていることを知らない人が多いんですよね。一般的に有害だと思われる画像を見たいんじゃボケェっっ!って方はお試しあれ。

詳細を知りたい方はどうぞこちらへ(詳しく載ってます。)

イミフwwwうはwwwwおkwwww
posted by xii。 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月03日

肩の造型

作業的はちょうど今回の記事くらいまで進んでいます。

DM005_01.jpg


◆全身
●一度繋げた手を小型ののこぎりでギコギコ分解し、木の玉っころを取り付けています。
●足も同様に右足だけある程度”形”にしてます。もう片方は簡単に肉付けだけ。

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DM005_02.jpg


◆肩アップ
首から肩へのつながりに注意してください。先日も書きましたが、関節の玉っころのことを考えないとものすごく肩の張った人になってしまいます。

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DM005_03.jpg


◆角度を変えて
角度部分はまだ穴が開いているだけです。完成に近づくと「受け」という玉を受けるパーツをつくりますがそのうち取り上げます。

ちなみに一枚目、二枚目の写真から若干体に手をいれているので若干女の子っぽい体つきになっています。

____________________


DM005_04.jpg


◆顔も手を入れています。
下図は結構大きな目でデフォルメ入っているのですが、今回は出来るだけリアルな感じを目指したいと思っているので目は小さめに修正しました。

、、、が体付きに対し幼い感じが、、、 他のパーツの仕上がり次第でもうちょっと大人顔にする必要がありそうですorz 頭もちとデカイな、、、
posted by xii。 at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

粘土で包む〜筋肉まで

実は作業ずーっと進んじゃってます。しかも結構写真撮り忘れてるので先にいくにしたがってどういうこっちゃい!ってことになる予感。

今回は前回つくった芯に粘土を巻いていきます。

DM003_00.jpg


◆用意したもの
プルミエ
ラドール等を使う人形師さんが多いそうですが、個人的にはこちら。軽いし、そこそこ硬くなるし、つるつるになるし、なんにせよ 粘土の付きがいい。
球(木、スチロールなど)
下書きしたものを参考に関節に入るだろうサイズの球を用意しときます。今回は幸いにも木の規定サイズがぴったりあったのでスチロール球は用意していません。(ハンズとかに売ってます)

※本来は球も粘土でつくるのが王道なはずですが、手を抜けるところは片っ端から抜く。これxii。流

____________________


DM003_01.jpg


袋から適当にプルミエを適量出し、伸ばします。

◆下準備1
●割り箸
両サイドに配置しごろごろ〜とすると段差の関係でほどよい薄さになります。

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DM003_02.jpg


◆下準備2
伸ばした粘土に古くなった歯ブラシで水を刷り込んでいます。

※まぁ やらなくてもいいっちゃいいのですが、この作業をしておくと芯にくっつきやすく、また空気も入りにくくなるので騙されたと思ってやっておくといいかと思います。

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DM003_03.jpg


◆巻きつけ作業
説明のしようがない、、、出来るだけ空気が入らないようぴっちり巻くことを心がけてください。

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DM003_04.jpg


◆巻き終わった図
巻きつけただけなのでどんなに上手くやってもこんなもんです。気にしないでも問題ありません。

DM003_05.jpg


◆全部巻きつけましたの図
テンプレートの上に載せて大きさを確認です。

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上記のてきとーに巻いた状態からより”人間”っぽくしましょう。ここはかなり好みのわかれる仕事かもしれません。

一般的には筋肉の流れを意識した造型を意識して、、、と言っている気がしますが、そもそも筋肉の流れがよくわかってないのに最初からやろうとしてもぶっちゃけ無駄。だったら最初、筋肉の形をまんまでなくとも”らしく”つくってやった方が確実だと思っています。

逆にこの造型さえある程度固まれば皮膚をつけるように滑らかにつないでいけば必然的に”らしく”なるのですから。

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いっきに作業が進んでいるので戸惑うかもしれませんが、、、紹介していきます。

■正面■
DM004_02.jpg


◆腕と体をつないでしまっています。
※これは今までの経験上、ばらばらで制作していくと失敗したことが多かったため。いざ繋ごうって時に肩幅が異常に広い人になることがありますのでここである程度、両肩がつながったイメージを持っていた方がいいでしょう。たぶん。

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DM004_01.jpg


◆肩を繋ぐ際の注意
プルミエ(粘土)を水をたっぷり含ませぐちゃぐちゃにしてぐりぐりぃ〜と刷り込んで乾燥

+(プラス)

上記の写真のように簡単に針金のようなものを仕込んでおくと固定しやすいかと思います。(わかりにくい写真ですみません。クリックして大きくなった画像を見ると針金が入っているのが見えると思います。)

※ 水色のスタイロフォームはいったいどこにいったかというと、乾燥させている際、有毒ガスを発生しながら小さく燃えたり掻き出したりして空っぽにしました。

____________________


■サイド■
DM004_03.jpg


■バック■
DM004_04.jpg


____________________


顔も進めています。

■正面■
DM004_05.jpg


■斜め■
DM004_06.jpg


■横■
DM004_07.jpg


ついでに体とのつながりを考えて、首まで考慮にいれて作業しています。足も同様に作業をすすめましょう。(ただ写真撮り忘れただけです。)

次回予告
●腕の分解(球の仕込み)
●皮膚制作(今のままだとイカツイのでなめらかに!)

____________________


■おまけ■
DM004_08.jpg


首周りがなかなか難しい、、、石膏のマルスとかあるとわかりやすいんだけどなぁ〜
posted by xii。 at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月12日

第02回 芯つくり

DM002_01.jpg

前回 設計で準備した図を元に※スタイロフォームを削りだします。基準としては図より5mm前後小さいサイズに切り出すのがいいでしょう。たぶん。そして上記の画像は全てのパーツを切り出したものです。参考までに腕、足の側面から見た画像も載せてありますので参照してくださいまし。

切り出す際に、下図にぶつぶつ針のようなもので穴をあけて目印をつけながら作業すると楽です。(第01回の画像をよーく見ると、その痕跡が、、、)

DM002_02.jpg

体はこんな感じ。側面から見た姿が”く”の字になっていることに注目してください。AAにすると、、、

○←頭
く←体

ってところでしょうか。また、ある程度 これからつくだろう”肉”をイメージしながら削ることが重要です。


※スタイロフォーム 頑丈?な密度のある発砲素材。尚、この作業は発泡スチロールで行っても構いませんが個人的にあの きゅっきゅ いう音がどうにもこうにも、、、(笑)

あとはものすごーく粉が出るのでお掃除頑張って下さい。以上で芯つくりはおしまいです。
posted by xii。 at 15:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月07日

第01回【設計】新規ドール制作開始

作り始めました。

ばったばったと忙しいのでなかなか進まないのがアレですが、ちっくら目標があるのでがんばります。作り方に関しては、いろいろあるのでその一例だと思ってくれれば幸い。

本とかに載ってる作例とかってすごーくきちんとしてて、こんな作業マネ出来ないょ!って思うことが多々あると思うのですが、あれはきっと見栄えよくするための演出です(えー っていうか私には無理!気軽にいきましょう!!肝心なのは最後にちゃんとした形になることなのですから…


■設計■
DM001.jpg

◆準備するもの

・紙
・鉛筆/消しゴム
・人体の資料等


本来は方眼紙等でぎっちり寸法をとった方がベストなのですが、結果、自分で制作する寸法に仕上がればいいわけで、、、55cmの身長で下書きしています。ビスクドールに置き換える際、収縮率約85%になるので最終的な仕上がりは45cm〜50cmくらいになるはずです。

※用意する紙は大きいに超したことありませんが、今回は手持ちがなかったのでA4コピー用紙2枚をつなぎ合わせてます(笑)


年齢はごにょごにょ、、、なので人体図鑑等に載っているそれらしい年齢の体形を参考に等身などを決めてあげるのがいいと思います。、、が、フィギュアデフォルメ等を行うにしても結局は作者の意思次第なので望むままやるのがいいでしょう。

と ここまで準備すれば基本設計は終了。

次回は「芯」を作りますょ!!



___________________________


<参考>
スーパードルフィーサイズのビスクドールにする場合

仕上がりサイズ(60cm)×収縮率(1.15)=原型サイズ69cm

ですので70cmくらいで制作しておけば既存の服等をあてがうことが出来るはず、、、です。ただ、スリップ(ビスク用の土)の量によって誤差が出るのでそこらへんは経験を積むしかありません。KIAIです。

___________________________

posted by xii。 at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ・人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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